BGM
 
 日比谷線六本木駅。六本木は東京ミッドタウン、六本木ヒルズが象徴する若者が集まる街。渋谷、原宿についでアベックや若い女性や若い夫婦や富裕層などが集う繁華街や歓楽街。人が集まれば表の顔と裏の顔が存在してくる。ここは外国人の多い多国籍の街、そして、レストラン、バー、パブ、クラブ、風俗関係、etc。

 六本木駅を外苑東通りに沿って南東に少し歩けばここに来る。ここで日本とは思えない異常な事件が起こった。

東京都港区六本木5丁目5-1 ロアビル2F フラワー
 
 六本木クラブ集団暴行死事件
2012/09/03六本木のクラブで男性撲殺 目出し帽集団が暴行URL
 2012年9月2日午前3時40分頃、東京都港区六本木5丁目の雑居ビル内のクラブ「フラワー」店内で、友人と酒を飲んでいた藤本亮介さん(31)が目出し帽をかぶった男約10人に鉄パイプのような棒で殴られた。藤本さんは病院に運ばれたが、頭の骨を折るなどして間もなく死亡した。
   朝日新聞の報道などによると、男らは入店してまっすぐ藤本さんの所に向かい、無言で1~2分間暴行し続け、車数台に分かれて逃走した。

2012/09/03 六本木「目出し帽めった打ち襲撃」外国人組織!暴力団にもない凶暴さURL
 目出し帽をかぶった10人前後の犯人たちが被害者だけをめった打ちという手口は、たとえ暴力団関係でも、これまで日本にはなかった襲撃手口だ。
2012/09/04 六本木暴行 居場所把握し襲撃か 迷わずVIP席にURL 

 店内は暗く、約300人がいたが、迷わずに藤本さんらの席に向かった。金属製の棒で藤本さんを1、2分間殴った後、専用口から出て、車数台に分乗して逃走したとみられる。

★六本木の現場
2012/09/12 私は知っている!六本木襲撃殺人の現場URL


※オレも知っている。。。
2012/09/14 六本木クラブ襲撃事件の余波「現場前で写メ撮る人もいます」URL

※Meet-MeではSSを撮る奴も出てきた。。。。オレか ・_・;
 
 かつて日本での犯罪になかった凶暴さ。内部を良く知った計画的犯行といわれているが、そこには警戒心も人間性もみられない無秩序型の犯行である。
 警視庁捜査1課は7日、防犯カメラに映った映像を公開したが、11人のうち5人は顔も隠していない。彼らは逮捕されるリスクさえ考えていない。
2012/09/07 六本木の集団襲撃事件 男らの画像公開 一部目出し帽かぶらずURL
2012/09/07 男らの画像を公開  5人は目出し帽かぶらず 六本木の集団襲撃事件URL

★半グレ集団
 この事件は暴力団ではない半グレ集団の犯行だと言われている。
2012/09/03 六本木クラブで起きた異様な殺人事件 暴走族OB「半グレ集団」犯行との見方もURL

2012/10/07 六本木暴行 逃走車の運転手、「関東連合」の関係者だった
URL
 半グレ集団とは暴走族関東連合OBを代表するように暴走族のころからの関係を維持して、暴力団に籍を置くことなく犯罪行為を行う集団

半グレ集団【yourpedia
2012/01/17 関東連合が典型の「半グレ集団」ITに疎い暴力団に魅力感じずURL
 彼らは暴力団でないため、暴力団対策法や暴力団排除条例の対象にならず、ITやネット、携帯電話やスマホを駆使した振り込め詐欺や貧困ビジネス、ヤミ金、出会い系サイト等をシノギとしている。彼らにとって暴力団は何のメリットもない。
 そんな半グレ集団は無秩序で何も恐れないヤクザに変わる新しい犯罪集団として形成しつつある。
 
2012/09/03 半グレ集団が跋扈する六本木の闇URL
 「こんなふうになったのはヤクザが半グレを手下として使い始めたからです。半グレは最初は従順でしたが、暴排条例でヤクザが大っぴらに“おいこら”と言えないのをいいことに傍若無人ぶりを発揮するようになった。深夜のクラブなどで覚醒剤や脱法ハーブを売り、目が合ったサラリーマンに“何見てんだ”と因縁をつけるのです。
2012/09/25 殺人50万円!裏社会で囁かれる「犯罪請け負い集団」の実像URL
 これまでであれば、敵対した勢力への報復などは暴力団の若い衆が担当していた。だが、暴対法による締め付け強化が恒常化した昨今、こうした〝汚れ仕事〟を外部に委託。〝半グレ〟と呼ばれる者たちが請け負うという構図がある。
2011/12/20 【「リスク」を読む】暴力団排除の隙間に入り込む新手 岡村美奈URL
 今、最も注意が必要な組織犯罪集団は半グレ集団である。暴力団とは関わりがあるが組には属していない暴力団系もあるが、大半はまったく暴力団と関係のない犯罪集団だ。地面師や振り込め詐欺、ヤミ金などで活動資金を得ているほか、年齢層が若いだけにITやネットを使いこなし、次々と新しい犯罪を創り出す。組織犯罪対策課の元捜査官は「それで飯を食っているやつの方が目ざとく、犯罪も進化している」と嘆く。そして何より怖いのは、彼らは一般市民だけでなく暴力団をも敵にすることである。
2012/09/30 「シノギできない」末端組員の離脱相次ぐ 暴排条例施行1年URL
 東京都と沖縄県で昨年10月に暴力団排除(暴排)条例が施行され、全都道府県で暴力団関係者との商取引や利益供与が禁じられるようになって、1日で1年が経過した。
ただ「暴排運動」を標的にしたとみられる事件も続発。暴力団ではないため条例の網にかからない「不良グループ」の活動が活発化するなどの現象も起きている。
暴力団に詳しいジャーナリストの溝口敦さんは「暴排条例で組から離脱した若い元組員が、新たな犯罪グループを形成する危険もあり得る」と指摘している。


 ヤクザより怖い半グレ集団。MMに現れないことを祈っている。

六本木五丁目 交差点